Mose's Diary

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クリスマスのお話

f:id:s_mose:20171224233546j:plain 何を書こうかな、と結構悩んだのですが、今日がクリスマスイブで、クリスマスが明日に控えているということもあり、ざっくりとはしていますが「クリスマスのお話」というタイトルで記事を書いていきたいと思います。
アドベント(クリスマスを待ち望むための待降節)カレンダーなんだから、1つぐらいクリスマスの内容の記事があってもいいのでは?と思ったのと、僕自身クリスチャンなので、その辺で僕しか書かなそうな内容で書いていきたいと思います。笑

※ この記事は、mast Advent Calendar 2017 - Adventarの23日目の記事として書かれています。遅れてすみません笑

簡単な自己紹介

知らない人のために簡単な自己紹介ですが、僕はmast14 (筑波大学 情報メディア創成) で勉強しています、坂下 申世と言います。大学では、落合陽一先生の研究室でHCI系の研究をさせてもらっています。
「申世」という漢字を見て、ほとんどの人が一発で読むことが難しいのですが、「もうせ」と呼びます。この名前のおかげで(せいで?)、ある方は名字だと思っていたり、またある方はただのニックネームだと思っていたりします...。
もうお気づき(またはご存知)の方もいるかと思いますが、僕の名前は旧約聖書の「モーセ」から取られています。そうです、十戒と海を割ったことで知られているあの「モーセ」です。笑 僕の家庭はクリスチャンホーム(両親ともにクリスチャン)で、かつ、父がプロテスタントの教会の牧師をしていることもあり、このような名前を付けられました。僕自身もクリスチャンです。ちなみに、姉は直実なおみ(旧約聖書にちゃんとでてきますw)と真理明まりあです。自分の家が教会で、小さい頃からいつも教会に通っています。今でも、毎週、家族や幼馴染と一緒に同じ教会に通っています。
そういった背景もあり、僕は、クリスマスは毎年、教会のみんなや家族と一緒に過ごしています。

クリスマスは何の日?

クリスマスの起源については知っている人も多いと思いますが、簡単に説明したいと思います。
クリスマスは、英語では "Christmas" と書きます。「これはキリスト(Christ)のミサ(mass)」 という意味があります。約2000年前、ベツレヘムという小さな町に、イエス・キリストが生まれました。このイエス・キリストの誕生の記念日として、クリスマスには、2000年以上経った現在も全世界の人がお祝いしています。
でもなぜ小さな町で生まれたイエス・キリストがこんなにも多くの人に祝われることになったのでしょうか。キリストが生まれるころの時代、ユダヤ人たちは、旧約聖書という書物を聖典として読んでいました。この旧約聖書には、「救い主が生まれる」という預言が記されていて、多くのユダヤ人たちがその救い主の訪れを待っていました。例えば以下の旧約聖書の箇所が救い主の誕生を預言している箇所として知られています。

イザヤ7章14節
「それゆえ、主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女が身ごもっている。そして男の子を産み、その名を『インマヌエル』と名づける。」

イザヤ9章6節
ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその方にあり、その名は『不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君』と呼ばれる。」

ミカ5章2節
ベツレヘム、エフラテよ。あなたはユダの氏族の中で最も小さいものだが、あなたのうちから、私のために、イスラエルの支配者になる者が出る。その出ることは、昔から永遠の昔からの定めである。」

救い主の預言があってから何百年もの間、ユダヤ人たちはこの救い主を待ち望んでいたのです。そんな中、約2000年前に、イエス・キリストは処女マリアからベツレヘムの馬小屋で生まれた、と新約聖書は記しています。そのイエス誕生の知らせは、一番初めに、野原で羊の番をしていた羊飼いに知らされました。当時、羊飼いは住民登録もされておらず、身分が一番低かったそうです。

ルカの福音書 2章8節-11節
「2:8さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。 2:9すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた。 2:10御使いは彼らに言った。『恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。 2:11きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。 2:12あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。』 」

その後、イエスの12人の使徒と呼ばれる弟子たちを通して、イスラエルを超えて、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、世界までこのキリストの誕生を祝う人たちが現れてきました。最初はたったの12人の弟子でしたが、今では世界人口のうち約22億人の人がキリスト教と言われています。

日本のキリスト教徒は、約1% しかいないようですが、そんな日本でもクリスマスはお祝いしているのは、僕も不思議でたまりません。でも同時に、こんなに楽しい日をクリスチャン界隈だけで独り占めでしたくないので嬉しいです。笑

クリスチャンはクリスマスをどう祝う?

f:id:s_mose:20171225000229j:plain 教会で出し物をする友達の家族

日本では、クリスマスは恋人と過ごす日というイメージがめちゃくちゃ強いですよね笑
一方で、クリスチャンは、恋人と過ごすよりは、家族で過ごすことを大切にしている家庭が多いように感じます。僕の家庭も、家族で集まってケーキやチキンを囲んで”Happy Birthday Jesus”とか歌ってお祝いしてます笑 また、教会で過ごすことも多いと思います。僕も、毎年クリスマスの時期は、教会でクリスマス礼拝やクリスマス会に参加しています。みんなで教会に集まって、クリスマスのメッセージを聞いたり、クリスマスソングを歌ったり、各家庭が作った持ち寄りの食事を食べたり。めちゃくちゃ楽しいシーズンです。また、教会のみんなで、地域の病院に行って、入院生活で寂しい思いをしている患者さんたちに、クリスマスソングや劇、ダンスを披露します。これもまた嬉しい毎年の恒例イベントです。

まとめ

クリスマスに恋人がいなくても焦らなくて大丈夫です。
メリークリスマス✨

本当はもっと詳しく色んなこと書きたかったのですがまたの機会にしますw

ヨハネの手紙第一 4章7節-11節
4:7愛する者たち。私たちは、互いに愛し合いましょう。愛は神から出ているのです。愛のある者はみな神から生まれ、神を知っています。 4:8愛のない者に、神はわかりません。なぜなら神は愛だからです。 4:9神はそのひとり子(イエス・キリスト)を世に遣わし、その方によって私たちに、いのちを得させてくださいました。ここに、神の愛が私たちに示されたのです。 4:10私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物としての御子(イエス・キリスト)を遣わされました。ここに愛があるのです。 4:11愛する者たち。神がこれほどまでに私たちを愛してくださったのなら、私たちもまた互いに愛し合うべきです。